遠絡療法では、食後30分で食べたものが十二指腸乳頭部に達すると乳頭部にある糖センサーが作動してインスリンの分泌が起きると考えています。迷走神経の障害などにより糖センサーに炎症が起こり、その機能が障害されると、インスリン分泌に時間的にズレが生じます。それが食後の血糖値曲線に表れます。
十二指腸乳頭部は腰椎2-3の左側に当たります。
自分で食後30分後に右腕の肘より少し上のポイントを肩の方向へ30回押し揉みすると糖センサーが活性化します。

実際の患者さんでこれだけを続けた結果、次の検査でヘモグロビンA1cが下がったと喜びの声を頂きました。

自分で出来る糖尿病治療