遠絡療法では、便秘を2つに分けて考えています。便意がない便秘と便意はあるが力がないので出ない便秘です。
前者は延髄から出ている迷走神経が圧迫や炎症などで機能低下しているため、交感神経優位になっているのが原因です。いつも頑張りすぎているので、便意がありません。
後者は延髄にある疑核(ぎかく)というところの障害で、括約筋の筋力が低下しています。この場合はいきたい気持ちはあっても力がなくて出ないのです。同じように括約筋が低下すると尿漏れやおしっこに勢いがない、逆流性食道炎なども起きやすくなります。
どちらも中枢から治していくことになりますが、とりあえず自分で出来る方法として、下記のように肘近くのポイントを使ってケアしてみましょう!!