痛む部位によってもちろん治し方が違います。今回は図に示す⓶の部位、脊椎より離れた体側部分です。この横の痛みは単独で出る場合もありますが、脊椎に近い部分から繋がって横のラインとして出る場合もあります。例は右側で記していますが、左側の場合は左腕で治療します。治療院では別のポイントを使用しますが、自分で出来る遠絡療法として1点押しの方法を説明します。右腕を自分の手のひらが見えるように肘を曲げて肘のでっぱりの骨を見つけます。その骨(尺骨)の上側(親指側)を肘の方向に探って、肘に一番近い部位でこれ以上動かない位置が治療ポイントです。探し当てたら左手の親指でしっかりと押し付けてそのまま離さないで手先方向へ30回押し揉みします。