「遠絡療法」に関する専門サイトです。遠絡療法の基本知識や、痛みや病気に対するひとり自分で出来る遠絡療法などをご紹介します。

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遠絡療法の基本知識

遠絡療法の理論

遠絡療法には、中医学の古典「易経」の中の『一按即消』という考え方があります。

遠絡療法は、疼痛部位から遠く離れたところにある手や足のポイントを押すことで、3分程度で約70%の痛みに対し効果が期待できます。創始者の柯先生はそれまで積み重ねていた「一本鍼」のポイントを一押ししたら良くなったという経験から、鍼を使わず押す治療法として体系化したのです。

遠絡療法は「一本鍼」の理論上に、西洋医学と東洋医学の問題点を修正することで理論体系化がなされた、日本生まれの治療法です。

ライフフロー

遠絡療法は、「生命体としての人間」に注目し、本来あるべき正常な生命体の流れを取り戻すことを目的に研究されました。遠絡療法では、この生命体の流れを「ライフフロー(生体の流れ)」と呼んでいます。

この「ライフフロー」を調整することにより様々な症状を克服してきました。ライフフロー( 生体の流れ)を構成する要素の中には、「生命力の流れ」や「イオンの流れ」があり、それらが流れる媒体として「血液の流れ」や、「リンパの流れ」、「神経の流れ」、「内分泌等様々な流れ」が身体の中をくまなく流れていると考えているのです。。

生体ラインと押圧ポイントについて

遠絡医学の最大の特徴は、「Body(身体)」の医療ではなく「Life(生命)」の医学であることです。東洋医学では、経絡の中を気血水が流れていると考えています。西洋医学では血液やリンパなど実在するものが治療対象となります。

遠絡医学では、ライフフローの流れを「生体ライン」として体系化しています。「生体ライン」は東洋医学の経絡と似ているところも多いですが、独自のラインとして臨床を通して効果を一つひとつ検証して形成されたラインです。

「生体ライン」は手足にそれぞれ6本、計12のラインと体の正中の前後に2本のラインがあります。これは東洋医学の経絡と同様ですが、流れの通るラインの道筋は全く同じではありません。

「押圧ポイント」も東洋医学の経穴に重なる部位もありますが、一つ一つ検証されて構成されていますので、遠絡医学独自で体系化されて存在しています。押圧ポイントは一つのラインに9か所ずつ、計108か所のポイントがあります。

Cポイントの役割

Cポイントは「Control Point」の略語です。

Cポイントの役割は簡単にいうと生体ラインを別の生体ラインに繋ぐポイントです。 Cポイントは12ラインに各1ヶ所、計12ヶ所あり、東洋医学における「絡穴」とほぼ合致しています。

Fポイントの役割

Fポイントは「Function Point」の略語です。

Functionというのは機能という意味で、ライフフローの流れを調節する機能という意味です。 Fポイントは治療効果を得るために不可欠なポイントです。

Fポイントは「疼痛部位に対応するポイント」になるため、選定の際には疼痛部位を正確に把握する必要があります。選定がずれると治療効果は期待できなくなります。

ポイントの押圧について

遠絡療法はCポイントとFポイントの2か所を同時に刺激する「二点同時押し」が基本です。同時押しすることでライフフロー(生体の流れ)を調整する効果を狙います。

ポイントの押圧の仕方は以下の3種類あります。

① 深圧(Cポイントに使用)

②補の手技(Fポイントに使用)

③瀉の手技(Fポイントに使用)

押し方には規則があり、むやみに押すだけでは治療効果がありません。

補の手技とは、生体の流れを補うことを目的に、ライフフローの流れに沿った方向に押圧をしていきます。

瀉の手技とは、生体の流れを邪魔しているものを取り除くことを目的に、ライフフローに逆らった方向に、ぐっぐっと按圧を繰り返していきます。

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