推理小説の題名のようなタイトルですが、症状のお話です。例えば痛い部位が点の症状なのか、線の症状なのか、面の症状なのかを把握する必要があります。

局所の痛みというのは1点のみの症状です。

線の痛みというのは経絡に沿った縦のラインか、体幹部などで現れる神経経路に沿った横のラインです。

面の症状というのは上位脳(大脳)の疾患で片手、片足など片側に面として出てきます。

下位脳(視床、視床下部など)の症状は両手、両足など両側に面で出てきます。足の冷え性は両足に出るので視床下部の症状です。片足だけの冷えの場合は大脳を疑います。

遠絡八卦図