第1頸椎(アトラス)は重い頭を支えているので最も負担がかかりやすくて、炎症が起こりやすい場所です。ライフフロー(生体の流れ)の滞りやすく、詰まりやすい場所でもあります。遠絡療法では最も多く使用する治療のポイントになります。

アトラスという名前の由来はギリシャ神話で天空を支える巨人の神の名前から付けられています。

イメージでいえばスイカを頭だとすると、店頭でスイカが転ばないようにゴムの輪を敷いていますよね。その輪が体でいえば第1頸椎=環椎=アトラスです。

この不安定なアトラスの脊髄や神経線維の微細な炎症から神経線維が圧迫されて、ライフフローに支障をきたしているのが頸(くび)の痛みです。

アトラス