医療機関を受診する理由の中で腰痛は風邪に次いで2番目なのです。ほとんどの方に腰痛の経験があり、75%~85%ぐらいの方は病院を受診しているようです。
もちろん、大きな病気が隠れている場合(腰椎腫瘍など)もありますが、ほとんどの場合レントゲンやMRIでも異常が見つからない原因不明で、「いわゆる腰痛症」と診断されることが多いようです。
3000万人といわれる腰痛患者の80%は原因不明なのです。
よく分からないので「少し様子をみてみましょう。」ということになります。
場合によっては内科へ回されたり、神経科、心療内科へ紹介されることもあります。
といっても尋常ではないこの痛みにこれは椎間板ヘルニアではないか、脊柱管狭窄症ではないかといろいろ想像力を働かせるのです。