医療の中で難治性の痛みの第1位はCRPSです。CRPSは複合性局所疼痛症候群という病名の略称で、術後や骨折などの治癒した後に慢性的に激しい疼痛が発生する疾患です。現代医学でも最も手を焼く疾患のひとつです。手術をした部位と違うところに痛みを訴えることで、訴訟になることもあるそうです。

第2位は帯状疱疹後神経痛。これも帯状疱疹が治癒した後に残る疼痛です。擦れたときに電気が走るような痛みが特徴です。

第3位が術後疼痛症候群。手術部の痛みが残っている局所性と手術部以外の別のところに痛みが発生して、なかなか改善しないケースに分けて考えます。

ちなみに第4位は三叉神経痛です。遠絡医学ではこれらを神経線維破壊症候群としてType1からType6までに分類されていてそれぞれ診断基準が設けられています。

rps