遠絡療法では身体の中を流れているもの、血液やリンパ液、イオンや氣まで含めてライフフロー(生体の流れ)と表現しています。そのライフローの流れるラインを生体ラインといって手足に12本と体幹に前後に2本を設定しています。

東洋医学でいうところの経絡と似ていますが、若干の違いがあります。一つひとつのポイントを重ねていくと違いは明確になりますし、遠絡療法では同レベルに表されているポイントに経穴が存在しない例もあります。

そのように考えると東洋医学と遠絡医学は基本的にはまったく別の考え方をしているのが理解できます。