遠絡療法の創始者 柯尚志先生はよく「終点の設定」をしなさいと教えて下さいました。スタートラインに立って計画することより、まずは終点を設定することの大切さを説かれました。100%治せる治療師になること。治療師は元々治療することが仕事ですから私たちの終点は一つなのです。

100%治せる自信、患者も100%先生を信じていること。もちろん衰弱して体力のない場合は患者のエネルギーを増やさないと治らない。エネルギーのある人は常に感謝している人だと言われました。人のために完全燃焼することがエネルギーを増やす極意なのです。

だから柯先生は「治らない病気はない」と口癖のように言っていたのです。